最新情報
装備構成
スキル考察
攻略情報
2025年9月29日(月)より開催された漂移錬成イベントで入手できるなぞの漂流石【J】からのみ、付与できる新スキルが「ジャスト巧撃【持続】」です。
ジャスト巧撃は、ジャスト回避直後の次の1撃のみダメージを上昇させる瞬間強化スキルでしたが、ジャスト巧撃【持続】はその名の通り、効果が15秒間も継続するという全く新しい仕様になっています。
Lv1 | ジャスト回避が発生すると、15秒間 与えるダメージ+10% |
Lv2 | ジャスト回避が発生すると、15秒間 与えるダメージ+15% |
Lv3 | ジャスト回避が発生すると、15秒間 与えるダメージ+20% |
Lv4 | ジャスト回避が発生すると、15秒間 与えるダメージ+25% |
Lv5 | ジャスト回避が発生すると、15秒間 与えるダメージ+35% |
ジャスト巧撃【持続】は、ジャスト回避が発生した瞬間から15秒間、すべての攻撃に対して与えるダメージが上昇します。
さらに、片手剣ではバックステップでもジャスト回避判定が取れるため、発動チャンスは非常に多く、火力スキルとしての汎用性は極めて高いといえます。
ただし、ジャスト回避やバックステップが苦手なハンターには扱いづらいスキルであるのも事実。
しかし、使いこなすことができれば、狩猟時間75秒の間ほぼ永続的にスキル効果を受けられる可能性があり、高難度クエストにおける安定火力確保に大きく貢献します。
従来の片手剣のスタイルは、バックステップから派生する攻撃が主な立ち回りです。
空中攻撃の威力を最大限に伸ばすためにも、防具や漂移錬成では優先的に軽巧を採用するのがセオリーです。
片手剣における空中攻撃対象は以下の通りです。
・バックステップ後に派生する攻撃
ジャンプ突進斬り、駆け上がり斬り、フォールバッシュ
・SPスキル
ジャストラッシュコンボの最後の2撃
このため、軽巧は発動条件が限られ、火力上昇が一部攻撃にのみ適用されます。
使用可能な武器は限られますが、スタイル選択によって穿ち斬りが実装されてからは立ち回りが大きく変化しました。
バックステップよりもジャスト回避を行い、穿ち斬りループへ派生させてダメージを稼ぐのが基本スタイルとなっています。
上記でも解説した通り、軽巧は空中攻撃のみスキル効果がありますが、地上攻撃主体のスタイルには効果がありません。
また、バックステップから派生する攻撃も、ジャンプ突進斬り・駆け上がり斬りまでは従来通りですが、フォールバッシュの代わりに落下突きへ変更されています。
フォールバッシュは2撃の高ダメージですが、落下突きは斬撃の多段ヒットとなり1撃あたりの威力は低下します。さらに、モンスターの部位によってはヒット数を稼げない場合もあります。
このため、穿ち斬り主体の立ち回りにおいては、軽巧は最優先で採用すべきスキルではなくなったと言えます。
一方で、ジャスト巧撃【持続】はジャスト回避後の15秒間、全攻撃に対してダメージ上昇が乗ります。
穿ち斬り主体の戦闘スタイルとの相性は抜群で、片手剣の連続攻撃全体に火力補正がかかり、安定的かつ高い火力を維持できます。
火力スキルとしての安定性、再現性、テンポの良さ。
これらを兼ね備えたジャスト巧撃【持続】は、穿ち斬り主体の片手剣にとって、最も相性の良いスキルのひとつです。
ジャスト巧撃【持続】を発動させるには、ジャスト回避を成功させる必要がありますが、片手剣ではバックステップ(ジャスト)でも発動可能なため、条件は比較的容易に満たせます。
さらに「勇猛」や「凶会心」と組み合わせることで、短期火力と持続火力を両立できる構成も実現可能です。スキル発動中の火力上昇に加え、凶会心発生時の瞬間ダメージにも期待でき、攻撃のテンポが大幅に向上します。
ただし、実戦環境によっては発動機会が減る点にも注意が必要です。
ソロ狩猟ではモンスターの攻撃対象が自分だけのため、タイミングを見極めてジャスト回避を取ることは比較的容易です。
一方で、マルチ狩猟では他のハンターに攻撃が集中してしまい、モンスターが自分にターゲットを向けない場面も多くあります。その結果、ジャスト回避を狙うチャンスが減少し、本来なら回避しなくても良い場面で、無理にジャスト回避を狙って被弾するというケースも実際に起こります。
スキル効果自体は極めて強力ですが、安定して発動できるかどうかはハンター自身の立ち回りに大きく依存します。
ジャスト回避やバックステップが苦手なハンターにとっては扱いづらい側面もありますが、慣れれば戦闘中の大半を強化状態で維持でき、結果的に火力の安定性が格段に向上します。
ジャスト巧撃【持続】の最大の強みは、単に火力を上げるだけでなく、攻めながら回避するという片手剣本来のスタイルと完全に噛み合っている点にあります。
ジャスト回避で攻撃をいなしつつ、自身の火力を維持・強化する。
このスキルは、まさにその戦い方を形にした理想的なスキルと言えるでしょう。
穿ち斬りループのテンポの良さに加え、発動中は全攻撃に倍率補正がかかるため、1撃1撃の重みが確実に増します。
特に、回転斬り上げ → 旋刈り → 突き → 穿ち斬り → 回転斬り上げ…の流れの途中、ジャスト回避を組み込めるハンターであれば、ほぼ常時強化状態を維持することも可能です。
モンスターの攻撃を読む技量、回避のタイミング、穿ち斬りを刺す位置。これらが噛み合ったときの爆発的な火力は、まさに片手剣の真髄。一瞬の判断が15秒間の強化を呼び込み、討伐タイムを確実に短縮します。
ジャスト巧撃【持続】は、片手剣の可能性をもう一段上へ引き上げるスキル。
立ち回りの完成度が上がるほど恩恵も増す、まさに実力が反映されるスキルです。なぞの漂流石【J】からしか付与できませんが、狙う価値は間違いなくあります。
コメント