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Season 6から追加された新機能「スタイル強化」について、基本の仕組みや通常のグレード強化との違いを解説します。
Season 6の開始と同時に、新システム「スタイル強化」が実装されました。
これは武器のさらなる性能向上を可能にする、新たな育成要素です。
感覚的には「限界突破」や「隠された性能の開放」に近く、これまでの強化とは異なるベクトルで武器を強化できるのが大きな特徴です。
まず、通常のグレード強化との違いについて触れておきましょう。
モンハンNowでは、武器の強化は「グレードシステム」によって管理されています。
グレードは、G1-1(初期)からG10-5(最大)までの全50段階で構成されており、モンスター素材・採集素材・ゼニーを使って、段階的に武器性能を高めていく仕組みです。
※初期グレードは武器によって異なります。
一方のスタイル強化は、こうしたグレード強化とはまったく異なる育成ルートです。
G10-5まで強化し終えた武器でも、さらに新たな成長の可能性を持たせることができるのが魅力です。
すべての武器がスタイル強化に対応しているわけではありません。
今後のアップデートで対象武器が追加される可能性は十分ありますが、記事執筆時点(2025年7月)では、以下のモンスター素材から生産できる武器のみがスタイル強化の対象となっています。
スタイル強化を行うためには、対象武器のグレード8まで強化しておく必要があります。
スタイル強化の機能の開放は、フィールドに★8のモンスターが出現している事が条件となります。
これらの条件を満たすまでは、スタイル強化ができませんので、ご注意ください。
スタイル強化は、武器の種類によって「無属性武器」「属性武器」「状態異常武器」の3タイプに分類されており、それぞれスタイル強化レベル(Lv)に応じて性能が段階的に向上していきます。
さらに、Lv5まで強化を進めると「スタイル選択」が解放され、戦闘スタイルそのものを自分で選べるようになります。
たとえば片手剣の場合は、「穿ち斬り」または「ジャストラッシュ」のどちらかを選択可能です。
Lv | 無属性武器 | 属性武器 | 状態異常武器 |
---|---|---|---|
1 | 攻撃力+6 | 属性値+3 | 属性値+1 |
2 | 攻撃力+12 | 攻撃力+5 | 攻撃力+3 |
3 | 攻撃力+18 | 属性値+7 | 属性値+2 |
4 | 攻撃力+24 | 攻撃力+10 | 攻撃力+6 |
5 | スタイル選択 ・穿ち斬り ・ジャストラッシュ | スタイル選択 ・穿ち斬り ・ジャストラッシュ | スタイル選択 ・穿ち斬り ・ジャストラッシュ |
6 | 攻撃力+6 | 属性値+3 | 属性値+1 |
7 | 攻撃力+12 | 攻撃力+5 | 攻撃力+3 |
8 | 攻撃力+18 | 属性値+7 | 属性値+2 |
9 | 攻撃力+24 | 攻撃力+10 | 攻撃力+6 |
10 | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・属性値+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+40 ・属性値+20 ・会心率+4% |
11 | 攻撃力+6 | 属性値+3 | 属性値+1 |
12 | 攻撃力+12 | 攻撃力+5 | 攻撃力+3 |
13 | 攻撃力+18 | 属性値+7 | 属性値+2 |
14 | 攻撃力+24 | 攻撃力+10 | 攻撃力+6 |
15 | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・属性値+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+40 ・属性値+20 ・会心率+4% |
16 | 攻撃力+6 | 属性値+3 | 属性値+1 |
17 | 攻撃力+12 | 攻撃力+5 | 攻撃力+3 |
18 | 攻撃力+18 | 属性値+7 | 属性値+2 |
19 | 攻撃力+24 | 攻撃力+10 | 攻撃力+6 |
20 | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+50 ・属性値+50 ・会心率+5% | パラメーター選択 ・攻撃力+40 ・属性値+20 ・会心率+4% |
合計 | 攻撃力+240 + パラメーター選択 | 攻撃力+60 属性値+40 + パラメーター選択 | 攻撃力+36 属性値+12 + パラメーター選択 |
スタイル強化は、「スタイル強化ポイント(pts)」を消費することで成長していくシステムです。
このptsは、対応するモンスターの素材を使って変換・蓄積していく形式になっています。
たとえば、ベリオロスの片手剣をスタイル強化したい場合は、ベリオロスの素材のみが使用可能です。
他のモンスターの素材ではptsを得られず、強化することはできません。
![]() | ![]() |
素材を選択すると、そのレアリティに応じて、あらかじめ決められたpts(スタイル強化ポイント)に自動変換されます。
このptsを一定量消費することで、スタイルLvが段階的に上がっていく仕組みです。
たとえば、RARE6素材である「竜玉のかけら」は50ptsに換算されるなど、希少な素材ほど多くのポイントを獲得できます。
レアリティ | ポイント数 |
---|---|
RARE1 | 1pts |
RARE2 | 3pts |
RARE3 | 5pts |
RARE4 | 10pts |
RARE5 | 15pts |
RARE6 | 50pts |
スタイル強化をLv20まで進めるには、合計で7,200ptsが必要です。
仮にRARE1素材のみで強化を行うとすると、7,200個もの素材を消費することになり、現実的ではありません。
一方で、最も高ポイントな素材である「竜玉のかけら」は1個あたり50ptsに換算されるため、これだけで強化を進める場合は144個でLv20に到達します。
Lv | 必要ポイント数 |
---|---|
1 | 120pts |
2 | 120pts |
3 | 120pts |
4 | 120pts |
5 | 120pts |
6 | 240pts |
7 | 240pts |
8 | 240pts |
9 | 240pts |
10 | 240pts |
11 | 480pts |
12 | 480pts |
13 | 480pts |
14 | 480pts |
15 | 480pts |
16 | 600pts |
17 | 600pts |
18 | 600pts |
19 | 600pts |
20 | 600pts |
まずはスタイル選択を解放し、新モーションが実戦で使えるようにするために、変異素材 × 4個、貴竜石 × 6個を集めましょう。
スタイル強化において、もうひとつ重要なのがパラメーター選択です。
こちらは武器の性能そのものが大きく伸びる要素となっており、可能であれば全ての段階で強化しておきたいところです。
パラメーター選択は、Lv10・Lv15・Lv20の3段階で解放され、それぞれに変異素材×8個、貴竜石×12個が必要になります(各段階で共通)。
素材集めは大変ですが、強化の恩恵は非常に大きいため、計画的に収集を進めておくことをおすすめします。
Lv5 | Lv10・Lv15・Lv20 |
---|---|
![]() | ![]() |
次元変異モンスターは、最低でも★8以上の難易度でフィールドに出現します。
また、★9・★10の高ランク個体や、次元モンスター(マルチ対象)としても登場しますので、見かけた際は積極的に討伐しましょう。
一方、貴竜石は★9以上のすべての大型モンスターからドロップします。
イベントなどで報酬枠の1枠目・2枠目が2倍になっている期間中は、入手効率が大きく向上するため、ぜひ活用したいところです。
フィールド出現 | 変異した氷牙竜の甲殻 | 貴竜石 |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
スタイル強化は、素材やポイントの要求量が多いため、すべての対象武器を最大まで強化するのは現実的に厳しいのが実情です。
そこで、スタイル強化の中でも特におすすめの武器をいくつか紹介します。
どの武器から着手するか迷っている方は、ぜひ参考にして、優先的に強化してみてください。
また、2025年7月21日(月)8:59までは、グレード強化に必要な素材やゼニーが大幅に軽減される特別期間です。
このチャンスを活かして、まずはG8-1以上への強化を最優先に進めましょう。可能であれば、そのままG10-5までの強化を目指すのがおすすめです。
なお、スタイル強化に必要な素材数は通常通りですので、こちらは急がず、日々の狩猟でコツコツ進める形で問題ありません。
![]() ベリオロス | ![]() レイギエナ | ![]() クシャルダオラ | |
攻撃力 | 1426 | 1463 | 1861 |
属性 | 1131 | 1420 | 1210 |
会心率 | 20% | 0% | 0 |
Lv20 | 攻撃力+60 属性値+40 | – | – |
スタイル選択 | 穿ち斬り | – | – |
パラメーター選択1 | 属性値+50 | – | – |
パラメーター選択2 | 属性値+50 | – | – |
パラメーター選択3 | 属性値+50 | – | – |
最終期待値 | 2948 | 2883 | 3071 |
スタイル選択は「穿ち斬り」を選択しましょう。
また、スキル「鋼龍の凍風」の効果を最大限に活かすためにも、パラメーター選択ではすべて「属性+50」を選ぶのがおすすめです。
すべてのスタイル強化を完了させたベリオロスの片手剣は、なんとレイギエナの片手剣を期待値で上回るほどの性能になります。
もともと武器に会心率が付与されているため、会心撃【属性】構成との相性も良好です。
属性特化・会心特化、いずれの構成にも対応できる汎用性の高さが魅力ですので、プレイスタイルに合わせて装備構成を組み換えてみてください。
![]() リオレイア | ![]() リオレイア亜種 | ![]() リオレイア希少種 | |
攻撃力 | 1817 | 2103 | 2007 |
属性 | 516 | 312 | 416 |
会心率 | 0% | 0 | 30% |
Lv20 | 攻撃力+36 属性値+12 | – | – |
スタイル選択 | 穿ち斬り | – | – |
パラメーター選択1 | 攻撃力+40 | – | – |
パラメーター選択2 | 攻撃力+40 | – | – |
パラメーター選択3 | 攻撃力+40 | – | – |
最終期待値 | 1937 | 2103 | 2158 |
リオレイアの片手剣は、現在実装されている毒属性武器の中で最も高い毒属性値を持っています。
そのため、スタイル選択では、多段ヒットにより毒蓄積を稼げる「穿ち斬り」が最もおすすめです。
特にマルチ狩猟でサポート寄りの立ち回りをする場合には、パラメーター選択で「属性+20」×3(合計+60)とするのも有効な選択肢です。毒蓄積の効率を高め、安定した状態異常支援が可能になります。
ただし、漂移錬成で毒属性強化Lv1を付与すれば、この属性差はある程度カバーできます。
そのため、最低限の火力を担保する目的で、パラメーター選択はすべて「攻撃力+40」を選ぶ構成を個人的には推奨します。
今回おすすめとして紹介したベリオロス片手剣とリオレイア片手剣以外については、現時点でスタイル強化を積極的に進める必要はありません。
ただし、2025年7月21日(月)8:59までは、グレード強化に必要な素材・ゼニーが大幅に軽減される特別期間となっています。
この機会に、G10-5までの強化だけでも進めておくのは十分にアリです。
また、以下のような状況に当てはまる場合に限っては、スタイル強化を検討してもよいでしょう。
・火属性・水属性・雷属性・無属性でどうしても穿ち斬りを使いたい
・該当モンスターの素材が余っていて、アイテムボックス枠が圧迫している
スタイル強化を完了させたとしても、属性毎の現最強武器の性能までは及びませんので、その点には予めご注意ください。
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