武器単体の性能を理解しよう!
まずは、各属性武器の期待値を見ていきましょう。
ここに示す数値は、「攻撃力+属性値+会心率」から算出されたもので、スキルの影響は加味していません。あくまで、武器そのものの素のポテンシャルを把握するための指標です。
順位 | 火 | 水 | 雷 | 氷 | 龍 |
---|---|---|---|---|---|
No.1 | ![]() 3,066 | ![]() 2,939 | ![]() 3,066 | ![]() 3,071 | ![]() 3,071 |
No.2 | ![]() 2,911 | ![]() 2,883 | ![]() 2,911 | ![]() 2,883 | ![]() 2,911 |
No.3 | ![]() 2,883 | ![]() 2,680 | ![]() 2,883 | ![]() 2,685 | – |
No.4 | ![]() 2,767 | ![]() 2,398 | ![]() 2,691 | – | – |
No.5 | ![]() 2,680 | – | ![]() 2,680 | – | – |
この表を見れば一目瞭然。火属性武器に限れば、トップクラスの期待値を出す武器が複数存在します。
中でも注目すべきは、リオレウス希少種、ディノバルド、リオレウスの3種。これらが現環境で主な選択肢となっています。
武器の特徴を理解しよう!
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---|---|---|---|
攻撃力 | 1,463 | 1,507 | 1,579 |
属性 | 1,420 | 1,345 | 1,568 |
会心率 | 0% | 30% | -30% |
装備スキル | 耳栓Lv1 | 会心撃【属性】Lv2 | 凶会心Lv1 |
▼ リオレウス
リオレウス武器は、火属性片手剣の中でも非常にバランスが取れた一本です。攻撃力、属性値ともに平均以上の性能で、突出した長所こそないものの、安定感に優れています。
会心率が0%と素直な数値で、スキル構成の自由度も高いため、プレイヤーのスタイルに応じて柔軟に装備を組める点が魅力です。また、モンスタートラッカーを使用できる上、常時フィールドに出現するため、素材集めも比較的スムーズです。
特別な条件なしでも安定した火力を発揮できるため、初心者~中級者にもオススメできるスタンダードな火属性武器といえるでしょう。

▼ リオレウス希少種
見た目は似ていても、リオレウス希少種の武器はまったく別物です。
攻撃力はリオレウスより47高く、属性値は75低いという構成。数値だけを見れば、ややバランスが悪いように感じるかもしれません。しかし、この武器の本領は「スキル性能」にあります。
武器には会心率+30%が標準で付与されており、さらに「会心撃【属性】Lv2」という強力なスキルも備えています。これは、会心発生時に属性ダメージを40%強化するというもの。高い会心率との相性が抜群で、実戦での属性火力は全武器中トップクラスです。
この武器は、リオレウス希少種の防具と組み合わせて「属性特化ビルド」を構築することで、真価を発揮します。スキルや装飾品をしっかり整えれば、安定して高火力を出せる性能を持っています。
ただし、性能を最大限に活かすには、それなりの準備と知識が必要です。また、リオレウス希少種はイベント限定の登場が多く、素材集めに時間がかかるという点も注意が必要です。

▼ ディノバルド
ディノバルド武器は、火属性という点では共通していますが、その性能と運用方法は他の武器とは一線を画します。
まず、攻撃力と属性値を合算した数値は3,100超え。これはリオレウス希少種やリオレウスの数値を大きく上回っています。
しかし、ここで問題となるのが会心率-30%という強烈なデメリット。このままでは、攻撃の約30%が25%ダメージダウンとなり、平均火力(期待値)はリオレウス希少種を下回ってしまいます。
・・・が!
ここで活きてくるのが、武器スキル「凶会心Lv1」の存在です。
凶会心ビルドで真価を発揮!
凶会心ビルドの理解には、まずスキル「凶会心Lv1」の効果を正確に把握する必要があります。
このスキルの効果は以下のとおりです。
「武器の会心率を10%下げ、マイナス会心時に、稀にダメージ倍率を150%に引き上げる」
ここからは、この「凶会心」がどうやって発動するのか、仕組みを具体的に見ていきましょう。
モンスターへ攻撃 | |||
60%の確率 ↓ | 40%の確率 ↓ | ||
通常攻撃 | 会心攻撃 | マイナス会心攻撃 | |
↓ | ↓ | 約70%の確率 ↓ | 約30%の確率 ↓ |
通常攻撃 変化無し | 会心攻撃 25%アップ | マイナス会心攻撃 25%ダウン | 凶会心Lv1攻撃 150%アップ |
ディノバルドの片手剣は、会心率が-30%、武器スキルには凶会心Lv1が付与されています。
この会心率-30%という状況を、先ほどの抽選の流れに当てはめてみると、約60%が通常攻撃、残り40%がマイナス会心攻撃となります。
会心率がマイナスである以上、会心攻撃が発生することはなく、完全に抽選から外れます。
そして、マイナス会心攻撃が出た場合、そこからさらに約30%の確率で「凶会心」が発生するという、2段階の抽選が発生します。
・まず、40%の確率でマイナス会心が選ばれ、
・その40%のうち、約30%が凶会心になる
つまり、凶会心の実質的な発生確率は「40% × 30% = 12%」です。
残りの28%は、単なるマイナス会心(ダメージ25%減)として処理されてしまいます。
このように、ディノバルド武器単体での構成では、
・通常攻撃:60%
・マイナス会心(ダメージ減):28%
・凶会心(ダメージ増):12%
という内訳になります。
これが「凶会心 = ギャンブル武器」と言われる所以です。期待値としてはかなり不安定で、実用にはやや厳しい数字です。
凶会心の実用レベルにするには?
ここから考えるべきは、「凶会心の発生確率をどう引き上げるか」という点です。
そのためにはまず、通常攻撃60%、マイナス会心40%という比率を逆転させる必要があります。
そこで登場するのが、ディノバルドの頭、胴装備に付与されている「力任せ」です。
この2部位を組み合わせることで力任せLv4が発動し、攻撃力 +400、会心率 -20%という効果が得られます。
これにより、会心率は合計で-50%(武器-30% + スキル-20%)となり、攻撃時の抽選比率は逆転します。
凶会心スキルをさらに強化
次に考えるべきは、「凶会心」そのもののレベルアップです。
このスキルはダメージ倍率を上げると同時に、会心率をさらに引き下げる効果もあります。
凶会心が付与されている防具は以下の通りです:
・ティガレックスの頭・腰
・バゼルギウスの腕
・アオアシラの脚
すでに頭装備はディノバルドで固定されているため、凶会心Lv5を実質選べるのは以下の2つ:
・腕:バゼルギウス(凶会心Lv2)
・腰:ティガレックス(凶会心Lv2)
これらを組み合わせることで凶会心Lv5が発動、会心率 -30%、凶会心発動時のダメージ倍率250%のスキル効果を受けられます。
この状態で、抽選の内訳は以下のようになります。
モンスターへ攻撃 | |||
20%の確率 ↓ | 80%の確率 ↓ | ||
通常攻撃 | 会心攻撃 | マイナス会心攻撃 | |
↓ | ↓ | 約70%の確率 ↓ | 約30%の確率 ↓ |
通常攻撃 変化無し | 会心攻撃 25%アップ | マイナス会心攻撃 25%ダウン | 凶会心Lv5攻撃 250%アップ |
結果、凶会心の実質発生率は「80% × 30% = 24%」となり、ディノバルド武器単体構成(12%)のちょうど2倍にまで向上します。この数値を見てどう思うかは、実際にプレイされるハンターさん次第です。
このように、凶会心ビルドは工夫次第で発生確率を底上げすることが可能です。
とはいえ、凶会心が発動しない場面ではマイナス会心による火力低下をモロに受けるため、安定性は犠牲になります。
一方で、発動時の爆発力は非常に高く、最大ダメージを狙う「ロマンビルド」としての魅力に満ちています。
火属性という共通軸で測れない、ディノバルドの片手剣。
それはまさに、通常の火力期待値に縛られない「もう一つの火属性武器」だと言えるでしょう。


まとめ
・リオレウスはバランス型で扱いやすく、素材も集めやすい。
・リオレウス希少種はスキル特化の完成型。準備を整えれば最強クラス。
・ディノバルドはロマン枠。凶会心ビルドで化けるが、安定性には注意。
火属性武器と一口に言っても、それぞれの特性や運用方針は大きく異なります。
自分のプレイスタイルに合った一本を選び、装備構成を考える楽しさを、ぜひ味わってみてください!
そんなミドさんの強化状況は、、、残すはディノバルドのみです!
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オススメ度 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
強化状況 | ![]() | ![]() | ![]() |
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