漂移錬成&ピックアップモンスターイベントで初登場した「災禍転福」。
スキル効果は、状態異常を解除すると、20秒間与えるダメージがスキルLvに応じて増加するというものです。
おさらいをしておきますと、モンハンNowの状態異常は、毒、麻痺、睡眠、裂傷、閃光やられ、泡やられ、爆破やられ、鬼火やられ、猛毒、悪臭が実装されています。
まずは、以下3つのスキルから、自発的にハンターを状態異常にさせるためのスキルを選択する必要がります。
スキル名 | 状態異常 |
---|---|
泡沫の舞 | 泡やられ |
堅忍不抜 | 裂傷 |
鬼火纏 | 鬼火やられ |
泡沫の舞
頭 | 胴 | 腕 | 腰 | 脚 |
---|---|---|---|---|
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軽巧Lv1 | – | – | 災禍転福Lv1 | – |
– | – | – | 力の解放Lv1 | – |
※記載の装備構成は、オススメ装備構成ではありません。
回避行動(バックステップを含む)を3回行うと、「泡沫の舞」が発動します。発動中は移動速度が大幅に上昇し、さらにジャスト回避が強化されます。蓄積ダメージなどのデメリットがないため、非常に扱いやすいスキルです。
オドガロン亜種の頭装備には「死中に活Lv1」が付与されており、これにタマミツネやリオレイア希少種の装備を組み合わせることで、「死中に活Lv5」の構成が実現可能になりました。
「泡沫の舞」が発動している間は、与えるダメージがLvに応じて増加するという非常に強力な効果を得られます。ただし、約20秒間スキルが継続するため、状態異常が解除されたタイミングで発動する「災禍転福」との相性はあまり良くありません。スキル効果が長く持続してしまうことで、災禍転福の発動タイミングが遅れてしまうためです。
また、「泡沫の舞 × 死中に活」の効果を再度得るためには、再び回避行動を3回行う必要があります。そのため、「死中に活」と「災禍転福」が同時に発動している時間は実質18秒程度と限られています。
さらに、片手剣では立ち回りの要であるバックステップ中に滑ってしまい、モンスターに攻撃が届かなくなるといったデメリットもあります。このため、装備構成や立ち位置を工夫しながら、スキルの強みを活かすことが重要です。
堅忍不抜
頭 | 胴 | 腕 | 腰 | 脚 |
---|---|---|---|---|
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– | 軽巧Lv1 | – | 災禍転福Lv1 | – |
– | – | – | 力の解放Lv1 | – |
※記載の装備構成は、オススメ装備構成ではありません。
オドガロン亜種の頭と腕を装備することで、「堅忍不抜Lv3」が発動します。このスキルは、裂傷状態になる代わりに会心率が+50%上昇するという非常に強力な効果を持っています。
しかし、その代償として、ハンターが攻撃・回避・ガードなど、あらゆるアクションを行うたびに体力にダメージが蓄積されていきます。さらに、モンスターの攻撃を受けたりガードを行ったりした際には、それまでに蓄積されたダメージに加えて追加ダメージを受けてしまうため、非常にリスクの高いスキル構成となっています。
このため、「堅忍不抜」は、一切被弾せずにモンスターを討伐できる高度な立ち回りが前提となり、使いこなすには相応の技量が求められます。
「堅忍不抜」の裂傷状態は、その場で静止するか、一定時間の経過で解除が可能です。
状態異常が解除されたタイミングで発動する「災禍転福」とは条件的に合致しているため、堅忍不抜発動後に安全な位置で立ち止まることで、災禍転福を即座に発動させることが可能です。
ただしこの場合は、裂傷状態が解除されてしまうため、「死中に活」の効果が発揮できなくなります。
また、「堅忍不抜 × 死中に活」の効果を再度得るには、裂傷状態を再び発生させる必要があります。しかし、この再発動には一定数の行動(時間経過、攻撃・回避行動など)が必要となり、スムーズにループさせるのは現実的に難しいです。
そのため、「 堅忍不抜 × 死中に活 × 災禍転福」の3スキルを同時に最大化する時間は非常に短く、狙って維持するのは困難です。
鬼火纏
頭 | 胴 | 腕 | 腰 | 脚 |
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軽巧Lv1 | 軽巧Lv1 | – | 災禍転福Lv1 | – |
– | – | – | 力の解放Lv1 | – |
※記載の装備構成は、オススメ装備構成ではありません。
マガイマガドの頭や腰装備を組み合わせることで発動する「鬼火纏」は、狩猟開始時に鬼火やられ状態になるスキルです。
鬼火やられ状態では、時間経過で防御力無視の固定40ダメージを受けてしまうため、放置は厳禁です。対処方法としては以下の2通りがあります。
・回避行動(バックステップ含む)を5回行う
・モンスターの攻撃をジャスト回避する
モンスターの攻撃をジャスト回避することにより、鬼火でモンスターに直接ダメージを与えるか、地面に留置して触れると爆発ダメージを与えることができます。これにより、鬼火やられが解除され、「災禍転福」が発動します。また、鬼火やられ状態中は「死中に活」が有効です。
このスキル構成は、ジャスト回避が安定してできるスキルプレイヤーにとっては魅力的です。しかし、以下の理由から非常に運用が難しくなっています。
「鬼火纏 × 死中に活 × 災禍転福」は、実戦では扱いづらさが際立ちます。特にマルチプレイでは運用が難しく、ソロプレイ向けの中~上級者用構成といえるでしょう。
鬼火処理とバフ管理の両立を徹底できるプレイヤーであれば、その真価を引き出せますが、それには高いスキル精度と集中力が求められます。
総括:災禍転福は無理に組み込む必要なし
状態異常の解除をトリガーに火力を底上げする新スキル「災禍転福」は、なぞの漂流石【F】から付与できる注目スキルですが、現環境においては積極的に狙う必要は無いと考えています。
堅忍不抜や鬼火纏といった状態異常系スキルとの組み合わせは、上手く繋ぎ合わせることにより高火力を実現できるのかもしれませんが、立ち回りへの制約が大きく、スキル効果を安定して維持するのが困難です。
そうした中で、災禍転福と比較的噛み合う構成として挙げられるのが、「泡沫の舞 × 死中に活 × 災禍転福」の構成です。泡沫の舞は、バックステップなどの回避行動を3回行うだけで簡単に発動でき、効果時間中は状態異常の1つである泡やられが継続します。その後、効果が終了すれば災禍転福が発動し、短時間ながらスムーズにバフを繋ぐことが可能です。
とはいえ、泡沫の舞の効果時間は約20秒と長く、災禍転福が発動するまでにタイムラグがあることや、泡滑りによってバックステップの制御が難しくなるといった難点も存在します。そのため、災禍転福は火力の主軸としてではなく、あくまで補助的に組み込むのが理想的です。
現実的な構成としては、バックステップやフォールバッシュが苦手なハンターさん向けに、「泡沫の舞 × 死中に活」を軸に、連撃や会心系スキルを合わせて手数を活かす安定した立ち回りを重視する形が最適解と言えるでしょう。
災禍転福は、火力アップの主目的というよりは、Lv1だけ採用しておくというサブスキル枠として捉えるのが無難です。
「泡沫の舞 × 死中に活 × 災禍転福」を採用した装備構成例を以下に紹介しておきます。
▼ バックステップ、フォールバッシュ中心の装備構成
頭 | 胴 | 腕 | 腰 | 脚 |
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軽巧Lv1 | 軽巧Lv1 | 闘気活性Lv1 | 災禍転福Lv1 | 軽巧Lv1 |
– | 弱点特効Lv1 | – | – |
▼ 死中に活Lv5を活かした装備構成
頭 | 胴 | 腕 | 腰 | 脚 |
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● | ● | 闘気活性Lv1 | 災禍転福Lv1 | ● |
– | 弱点特効Lv1 | – | – | – |
●は、ご自身に合うお好みのスキルでどうぞ
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